「絶海の孤島」南大東島を高校生が一人旅①
ここから本編です。
那覇 9:35発 RAC861便 南大東行き
バスで駐機場へ移動して搭乗です。
乗客は観光客と住民が半々くらいでしょうか。
着陸前に島の上空を一周しました。
サービスかいつもそうなのかは分かりません。
1時間15分で南大東空港へ到着。
荷物を受け取ると、ロビーでホテルのおじさんが待っていました。
ホテルまでは車で10分ほど。
部屋はもう空いているということで、荷物を置いて自転車を借ります。
レンタサイクルは1日で1000円、半日(4時間)で500円。
まずはふるさと文化センターへ行ってみましたが、受付のお姉さんが12時-13時に外出するとのこと。13時にもう一度伺うことに。
シュガートレイン
サトウキビ運搬列車として、この島を開拓した玉置半右衛門が1902年に敷設した軌道でサトウキビを運搬した汽車です。
昭和58年の収穫期を最後に廃止され、トラック輸送に切り替えられました。
5年程前にはシュガートレインの復活計画が持ち上がったものの、採算の問題で断念されたそう。
鉄道が好きな僕としてはぜひ復活してもらいたいものですが...
大東そば 冨士食堂さんです。在所地区の中心にあります。
こちらで大東そばを頂きます。
太く縮れた麺で食べ応えがあります。
再びふるさと文化センターへ。
入館料は大人200円、高校生以下100円です。
写真を載せていいのか分からないので載せませんが、島独自の玉置紙幣と呼ばれる物品引換券など、過去に島で使用されていた物が展示されています。
海岸へ向かいます。
島がすり鉢状になっているので、在所地区から海岸方面へ出る際は必ず上り坂と下り坂を走らなくてはなりません。自転車だとかなりキツイですね。
塩屋プール
島の西岸にあるプールです。
本当はプールなんですが、波が高くて分かりませんね...
泳ぐ気マンマンで水着も持っていきましたが、これでは危なくて入れません。
南大東は環礁が隆起して出来た島です。島から少し離れれば深海で、砂浜もありません。だから、こういった人工の海水プールが島内2か所あるわけです。
サトウキビ畑
サトウキビはこの島の中心産業です。
自転車で走ればひたすらサトウキビ畑という感じです。
南大東空港とあります。
しかし空港ではなく、グレイスラムという会社のラム酒の工場です。
1997年に南大東空港を移転した際の旧空港をラム酒の会社が現在使用しているということです。見学も出来るそうですが、僕は高校生ですしお酒も飲んじゃいけませんので、20歳になったらまた来ることとします。
ビジターセンター 島まるごと館
営業時間内でしたが、なぜか鍵がかかっていました。
御用の方は連絡して下さいと電話番号が書いてありました、そこまでしなくてもいいかなということでここはスルー。
海軍棒プール
島の東岸にあるプールです。
海軍棒というのは、明治25年、大日本帝国海軍が測量用に建てた棒のことで、現在では復元されたものが立っています。
こちらはそこまで波も高くなかったので、膝まで入ってみました。
先述のシュガートレインの線路跡。
島内にはこうした線路の跡が何か所も残っています。
夕食は在所地区の割烹喜作さんへ。
ナワキリ料理と大東寿司を頂きました。
漬けのマグロとサワラのお寿司が大東寿司です。
那覇空港の空弁でも大東寿司は売られています。そちらは女将さんの親族の方が販売しているそうです。(たしか)
例のダルマは今日は無いとのこと...
前もって連絡してくれれば...ということだったので、絶対に食べたいという方は事前に言っておくほうがいいです。
女将さん、旦那さん、他のお客さんに島の話を色々聞かせていただきました。
お酒も飲まないのに何時間も居座ってしまったのは申し訳ないです...
20歳になってお酒飲めるようになってからまた来ます!
1日目はここまで。
2日目に続きます。
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